2023年に中古でNikon Dfを買う素晴らしいレビュー

2023年9月 6日
2023年に中古でNikon Dfを買う素晴らしいレビュー

コニチワ、ななしきです。
大学生というのは本当に暇な職業ですね。
いや、多分僕が不真面目なだけだと思います。単位も5科目自由落下しました。そんな成績表を閉じて目を瞑むれば、
冷房の下で高校時代の思い出に郷愁を感じることしかせず、
何をすることもないまま半年が過ぎました。
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話が逸れましたね、今回は最近ななしきとその周辺で"アツい"


Nikon Dfというカメラについて記事を書きます。
2013年に発売されてもう十年も前のカメラなのに、
ここまで人を惹きつける魔性のカメラ、中々ないですよ。
まずは外観をどうぞ

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いや、ほんとに、カッコ良過ぎませんか、、、、(ほこりが気になりますね)
全部がかっこいいですよね。黒の質感、ロゴ、触った時の高級感、
無骨なダイヤルやシャッターボタン、
「俺は今ッ!"写真機"を手にしているッ!!」という実感が湧くような、凄みのあるカメラだと思ってます。せっかく素敵な見た目をしているので、装いも揃えてあげたいと思い、レリーズボタンちょっと良いレザーケースまで買っちゃいました。これは推せるカメラです

見ているだけではただのオブジェと差異がありませんね。
そうです、これはカメラです。初めて手にした時も、
「見た目は良いけど肝心の写真はどうかな?」と
半信半疑で使い始めました。
それでは、ななしきがNikon Dfで撮影した作品を見てください。
使用したレンズは後述します。

DSC_3210.jpgDSC_3445.jpgDSC_3464.jpgDSC_4493.jpgDSC_3763.jpgDSC_3053.jpgDSC_2909.jpgDSC_2733.jpgDSC_2660.jpgDSC_2349.jpgDSC_2112.jpgDSC_2074.jpgDSC_2073.jpgDSC_2029.jpgDSC_2010.jpgDSC_1904.jpgDSC_1881 1.jpgDSC_1824.jpg


「ヤバ!?!?」韓国の仁川空港を出てファーストショットを液晶で確認した時、正直驚きました。「ヤバ」という音が韓国語で危ない意味じゃなくて本当によかったです。
これらの写真は現像で色などいじってますが、
Dfは撮影した後に液晶で写真を見た時、本当に綺麗なんですね。
撮って出しがとても優秀なカメラだと思います。
ハイライトからシャドーまで凄く綺麗に光が流れていて、
黒が透き通っているというか、暗部が黒ではなく"暗い"になっている感じがします。GFXや645Zは使用しているカスタムの色が奇抜(クラシックネガ・雅)なので、Dfを使って初めてこの感覚を味わいました。
ちなみに、他にこの透き通った黒を持っていると感じたカメラは
ハッセルブラッドX1Dとかです。こっちは少ししか触ってないので参考程度に。(個人の感想です)

DSCF2233.jpg
本当に撮って出しが綺麗!いつも同行者に自慢してます。


実際半年くらいGFXや645zと使い分けてみると、
Nikon Dfは本当に持ち出しやすいカメラだなあと思います。
中判カメラに比べたら軽くて小さいし、そこまで気負いしたくない
小旅行などに持って行くにはぴったりですね。
他のカメラに比べて小さいので、軽快に光の良い距離感を探ったり、
ずっと首から下げてても疲れないし自然でおしゃれなのが良いですね。

この前645zを持って近所の踏切を渡ろうとしたら、そこがどうやら
電車撮影のスポットらしく、めっちゃ撮り鉄の方にジロジロ見られたのが普通に嫌だったので、これは大事なポイントです。(でも人のカメラって見ちゃうよね!)

DSCF2248.jpgDSCF2274.jpg何よりも見た目が良すぎる。ミラーレスはボディが薄いのにレンズがデカくて不恰好な印象があるんですよね。レフ機ならまとまりが良い。


Nikon Dfの個人的にすごい好きなポイントが、
FマウントのDレンズや、昔のレフ機用レンズがAFで使える点です。
GFXも645zもMFで撮影するレンズの方が好きなので
普段はずっとMFを使ってますが、やっぱり軽快で持ち出しやすいカメラにはAFが付いてると便利で良いですよね。しかも、ミラーレス時代のレンズではなく、ちょっと昔のレフ機用レンズがAFで使えるってのは、
個人的に激アツなポイントです。

実際に使用しているレンズはこの3本です。
今後一本一本記事書きます。
・Sigma 85mm f1.4 ex dg hsm
・nikon 50mm f1.4D
・mamiya sekor 80mm f1.9(MF)

それぞれの作例↓

DSC_5150 1.jpg
sigma 85mm f1.4 ex dg hsm

DSC_2110.jpg
nikon 50mm f1.4D

DSC_3143.jpg
mamiya sekor 80mm f1.9

この辺のレンズがAFで使えるのは本当に素晴らしいですね。
とは言ってますが、実際に一番使っているのは
Mamiya sekor 80mm f1.9です。マニュアルフォーカスです。
結局このレンズを一番使っている理由はそのうち。

今回はNikon Dfという、ここ半年僕がどハマりしている
最高のカメラについて紹介してみました。
Df、本当に写りも好きだし何よりも撮影体験がリッチすぎて気に入ってます。GFX50Rとの使い分けとしては、暮らしをしている中でふと見つけた良い瞬間を撮るのとか、小旅行に使ってます。
重厚感のあるまとまりの良いボディを持ち上げて、無骨なダイヤルを回して、光学ファインダーで本当の光景の像を見ながらゆっくりピントを合わせて、いかにも"写真機"なシャッター音がすれば、透き通った黒の目立つ素敵な写真が撮れている。そしてもう一度シャッターを切る。
この撮影スタイル、私生活に密着するカメラとして上等すぎますね。

DSCF2246.jpg

さて、気になる値段ですが、底値だとシルバーが12,3万円、ブラックだと15万円程度って感じです。個人の感想ですが、シルバーよりブラックの方が高級感と重厚感があるので、少し無理してでもブラックをお勧めします。シルバーのDfは、Zfcのシルバーと同じような感じです。
ところでZfc、そもそもハイエンド層に向けてない価格帯とはいえ、
ちょっと作りがチープな印象がありますよね。カラーリングは最高だと思います。周りのカメラを始めたい!と言ってた友達の5人のうち3人はzfcを購入してました。

DSC_5286.jpg
もろいさんのX-pro3DSC_5184.jpg
2023年現在で、ハイエンドモデル且つ趣のあるデザインのカメラの選択肢として、

X-pro3とDfで悩む方も居ると思います。
同じ価格帯ですし、多分pro3に惹かれる方はDfも好きだと思います。選び方ですが、
圧倒的にpro3の方がコンパクトで性能もいいです。
当たり前ですよね、十年くらい違いますもん。
フィルムシュミレーションとセンサーサイズを天秤に掛けて
どっちが自分に必要かで決めてみるのをおすすめします。
わかんなければかっこいい方を選びましょう。

以上です、ななしきでした。