【CCDの作例あり】Panasonic LX5というCCDオールドコンデジ・デジカメを2年間使ってみたのでおすすめの使い方を紹介します

2024年2月25日
【CCDの作例あり】Panasonic LX5というCCDオールドコンデジ・デジカメを2年間使ってみたのでおすすめの使い方を紹介します

コニチワ、ななしきです。
1ヶ月ほどほったらかしにしていたこのブログですが、
この二週間でオールドコンデジの検索からかなり見ていただけているとのことで、
すっかり記事にするのを忘れていた愛用オールドコンデジを紹介しようと思い立ちました。
片手にハッセルブラッド、片手にオールドコンデジという両極端な機材構成になっていますね。

Panasonic Lumix DMC-LX5というCCDコンデジ

今回は僕が2年くらい愛用しているCCDのオールドコンデジについてお話しています。
それがこちら、Panasonic DMC-LX5という、
2010年に発売された所謂高級コンデジです。
CCDセンサーやライカレンズなど、特徴盛りだくさんなこのコンデジ

2年使った感想や所感について、今回はお話ししていきます。

まずは作例からどうぞ

20220226_011120_66791.JPG20220226_160827_66883.JPG20230517_185536_P1080252.JPG20220225_043513_66469.JPG20220225_090813_66477.JPG20220226_163338_66909.JPGR0000025.JPG
Panasonic LX5撮って出しの写真達、モノクロでしか使ってない

LX5という最高のオールドデジカメのスペック

作例がモノクロばっかりですが、カラーも撮れます。モノクロばっかりな理由は後述します。まずは簡単なスペックだけ紹介します。
このLX5はパナソニックが発売したハイエンドコンパクトデジカメで、
有効画素数が1010万画素、レンズはライカ バリオズミクロン(なんかいいやつってこと)24mm~90mmでF2~3.3を搭載してます。

そして、CCDセンサーを搭載してます。
CCDというセンサーについては色んな話が出てて、半ば神話みたいなところがあるので、ここでは1ユーザーの意見程度に受け止めてくれると嬉しいです。

個人的に気に入ってるポイントはいくつかあって、
その一つは、フラッシュが内蔵されている点です。
コンデジは暗いところがめちゃくちゃ苦手なんですけど、
フラッシュがあれば夜でも暗い室内でも撮影ができますね。

このフラッシュが直で当たってるの、コンデジっぽくていいですよね、エモいエモい
あとはこういうフラッシュが当たっている所だけを固定して、他をブラしたり光線にしたりできるのも表現に幅が出てきて、楽しさが広がりますよね。

描写なんですけど、cybershop L1とか、2009年以前のコンデジとか、同年代のオールドコンデジに比べるとかなり現代チックというか、高画質な時もあります。

DSC00039.jpgDSC00026.jpgSONY Cybershot L1の写真 これはこれでかなり色とか動画が好き
紹介している記事はここから

CCDコンデジはモノクロだとより描写がエモいか?

前述で他のオールドコンデジに比べると高画質寄りと話しましたが、
カラーで室内とか暗い所を撮るときは、結構古臭い感じが出ます。
やけにシャープだけど色の着き方が濃い感じですね。
もちろんカラーで撮って現像するのも楽しいとは思うんですけど、僕的には他のカメラとの使い分けっていう点でも、このカメラはモノクロばっかり使ってます。
20230517_185358_P1080250.JPG20220223_132408_65666.JPG20220225_043538_66471.JPG多重露光もカメラ内でできちゃう


理由は使い分けだけじゃなくて、このカメラが出すモノクロの画、僕めっちゃ好きなんですよ。黒と白がはっきりと分かれた感じで、夜にフラッシュを焚いたりすると顕著にその描写が体感できますね
CCDセンサー神話が実在するなら、こういうモノクロの諧調表現はCCDセンサーに起因するものなのかもしれません。何はともあれ、僕はこのカメラの黒と白の表現や、暗所でのノイズの乗り方がかなり好きです。
割とカラーだと色がうるさいのもあって、モノクロにするとかなり情報量もいい塩梅に抑えられるのも、このカメラをモノクロで使う理由の一つですね。

LX5、もといコンデジのスナップ用おすすめ設定

lx5サムネ21.jpg

オールドコンデジは結構スナップとかに使用する人が多いと思うんですけど、
気になるのは起動速度ですよね、このLX5は特別早くもないって感じです。(1秒程度)ただ、これはMFモードの場合であり、AFを使おうとするともっと遅くなります。

そこで僕は速射性を上げるために、オートフォーカスをオフにして、マニュアルフォーカスの状態で且つ、絞りをf8とかまで絞って、パンフォーカスカメラとして使ってます。AFはマジで遅いので、
こうしないと撮りたいものに間に合わないことが多かったからですね。

LX5はカスタムダイヤルもついてるので、C1にその設定を埋め込めばずっとその設定で使えるのがマジで便利です。

高校の頃はcybershotと日毎に使い分けて制服に入れっぱなしにしてましたね。
GR初代やCybershotなど色々なコンデジを試してたんですけど、
このLX5が一番モノクロでは好きな描写でした。
何気に筐体も高級感があって、ハイエンドコンデジの気概が伺えますね。

20220225_081307_66500.JPG去年高校へ持って行っていた荷物、勉強する気がさらさらないことが見てわかる。

ということで今回はこのpanasonic LX5というオールドコンデジについてお話してみました。僕はこれ実家から発掘したんで無料だったんですけど、
今中古の値段が大体1.7万円くらいなので、気になった方は早めに買ってみてください、正直1.7万円の価値は全然あると思います!

モノクロの描写とか、一癖あるスナップを撮りたい人はかなりおすすめです。
あと僕が個人的にめっちゃ好きなのは、レンズ上にあるツマミで、写真のアスペクト比を簡単に変えることができることですね。これ今のカメラになくておもろくて好きです。

今回紹介したPanasonic LX5はここからだと中古で買えます。
メルカリとかだと動くか分からないですが、もっと安く探せるかもしれません。
LX5に使える予備バッテリーはこちらから

Youtubeでも同じ話をしているので是非!
オールドコンデジ以外にも、安くて良い機材や写真を安く楽しむコツを紹介してます!

ということで異常です、ななしきでした。